楼門
九州国立博物館は、太宰府天満宮と切っても切れない関係にあります。

太宰府天満宮(だざいふてんまんぐう)は、文芸の天才・菅原道真公(すがわらのみちざね)を祭神として919年にひらかれた神社で、学問の神様として親しまれています。

天満宮の宮司は代々菅原家の子孫で、現当主の曽祖父の代から、九州に国立博物館を誘致しようと尽力し、敷地を寄付し、2005年に開館にこぎつけました。

天満宮自体、約1100年の歴史と伝統を持つ文化財の宝庫です。

つづきでは、天満宮内のおもなスポットを紹介します。
 

太鼓橋、心字池

太鼓橋
過去・現在・未来を表す3つの橋。「心」の字をかたどった池にかかる。渡るごとに身が清められる…はずが、「恋人と渡ると別れる」という、ありがちなジンクスつきに。妻子と引き離され単身で左遷された道真の嫉妬らしいです。うーん。  

麒麟像(きりん)

麒麟
空想上の神獣の像。江戸時代作。あのキリンビールのマークの元ネタです(一番搾りとかの)。スコットランド生まれの事業家・グラバーが、この像を実際に見てとても気に入り、明治時代のキリンビール発売にあたり、マークのイメージソースとしました。

楼門

楼門
大正3年(1914年)建設。表と裏でデザインが違う、珍しい門。

本殿

本殿
1591年建設、重要文化財。豊臣秀吉の時代(桃山期)の、豪壮で華やかなデザイン。

飛梅(とびうめ)

裏への通路
西暦901年、菅原道真を追って京都から飛んできたという伝説がある梅。樹齢1000年を超えるおじいちゃん。ちゃんと毎年花が咲きます。本殿に向かって右横にあります。

飛梅の向こう、本殿と廻廊の継ぎ目に、裏通りへの通路がこっそりとあります。ここから穴場の静かな茶屋や、天開稲荷神社へ行けます。

【エクストラステージ】天開稲荷社(てんかいいなりしゃ)

てんかいいなり
30分ほど時間が許せば(そして階段を上がる体力があれば)、行ってみるとおもしろい神社。本殿裏に入り、梅の庭を経てお茶屋エリアを過ぎると赤い鳥居があります。

鎌倉時代末、京都の伏見稲荷大社から分御霊(わけみたま)で創建。「天が開く(ように運が上がる)」と、玄人好みのパワースポット扱いされているとか。私個人はあまり信じるたちではないですが、木々も茂り清々しい空気です。

石段はかなりきついのでお覚悟を。

天開稲荷の御朱印は、天満宮の御朱印所で頂けます。

てんかいいなり2